低空飛行net

名古屋駅西で活動するひきこもり・メンタル系自助グループ
低空飛行netのブログです

低空歩行

それは誰にでもある

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4月も残り1週間弱となりました。
来週末にまた街歩く予定なので告知しておきます。


内容:GW街歩き

日時5月6日(土) 13:00 - 多分18時くらいまで

場所大曽根駅 からどこかに行きます

参加費:基本的に入場料のかからない所に行きますが、お茶代くらいあるといいかも

その他:途中参加、離脱も可

連絡先lowflightnet@gmail.com


4月の定例会では 龍泉寺東山動物園 に行きたいという意見がありました。
大曽根から行けそうな所ならどこでもいいので、参加した人の希望で柔軟に決めたいと思います。



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市長選挙という合法的に小学校に入れるイベントがありました。
選ばれた河村さんには引き続き頑張っていただきたい。


並んだ下駄箱、すのこ、ひび割れた運動場の水飲み場、錆びたゴールポスト……。
昔はまじまじと見る事もありませんでしたが、どれも記憶よりも低く、小さく感じられます。
自分がでかくなっただけか。

体育館横で ジグモ の巣を観察したり、 ヒメリンゴ の木でコガネ虫を捕った記憶も甦ってきて、
子供の頃は何で虫なんて捕まえていたのか不思議だと改めて思ったり。

「全て 白いキャンパスの中で 日々をおくることが ゆるされてた」
校内を歩きながら、頭の中でChild's days memoryが流れていました。





「もう二度とは帰れない」という歌詞に胸が締めつけられますが、
呆けた父親を見ると、人生の終わりには再び子供に戻る時が訪れるような気もします。
(最近は子供を通り越して獣になってしまいましたが)

思い出を作っていきたい。


南区の闇を見よとや啼千鳥

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13日に 笠寺観音 や笠寺公園など、南区を街歩いてきました。
またちょっと長めですが、感想を書いておきます。


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この日は昼過ぎに新瑞橋駅で待ち合わせて、バスで行く事になっていました。
地下からバスターミナルに出ると「かつ丼やめました。」と書かれたとんかつ店が。

早めに着いたので脇を流れる山崎川を見ていると、カルガモ?や大きな鯉がいました。
予報では降水確率30%だったので降らないと思っていたのに、ぱらぱらと小雨が。

当日飛び入りの人が遅れて来るというので、少し待ってからバスで笠寺西門に向かいます。


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笠寺観音周辺の道路は狭いのにやけに交通量が多い。
門をくぐると、平日の昼過ぎだからか参拝客はあまりいませんでした。

別ルートで来た人と合流する頃には、傘なしでは歩けない感じになってきたので本堂に。


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雨宿りも兼ねて屋根のある所を舐めるように観て回ります。
御守りを買ったり、 なごや七福神めぐり なんてあったのかと知ったり。
(大黒天の寺は事業所のすぐ近くにありました)

おもかる地蔵を持ち上げたり、玉照姫と藤原兼平のエピソードを読んだりしている間に
いつの間にか雨も止んだようでした。


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雨宿り中に気になっていた、松尾芭蕉と宮本武蔵の碑まで近づいてみました。
芭蕉の碑の側面には、笈の小文で読まれた句、
星崎の闇を見よとや啼千鳥
が彫られていました。
芭蕉が鳴海宿に滞在した際、月の出ていない闇夜を残念がる屋敷の主人に
闇を見よと言うように千鳥が啼いていると返した句らしいです。


宮本武蔵の碑は武蔵の百年忌に、孫弟子の孫弟子の弟(他人では)が建てたものらしい。

あと、冠峯先生景仰之碑という大きな石碑がありましたが、解説もなく何の碑なのかわからず。
調べてみると 小菅剣之助 という人の功績を称えたものだそう。なるほどわからん。


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境内には西門から入ったので、本堂正面にあった山門は出る時に見ました。
門前の池にかかる橋と合わせてなかなか良いです。


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隣接する泉増院という寺にも寄っていきました。
笠寺観音(笠覆寺)近隣にはいくつか同系の寺がありますが、そういうのは 塔頭 というらしい。

生まれ歳守り本尊という、干支に対応した仏像や、本堂には玉照姫の像もあるようです。
どうして徳川家の三つ葉葵の紋があるのかは不明。


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少し戻って、冠峯先生景仰之碑の裏手にある坂道を東に進むと笠寺公園に。
ちょうど青軸という品種の梅が見ごろのようでした。


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戦時中の高射砲の砲台跡や、ある世代以上には懐かしい きんさんぎんさん の桜もあります。

見晴台遺跡 のあった地なので考古資料館を見ていこうと思っていましたが、
こういった公共施設の多くが月曜休館であるのをすっかり忘れていて見られず。


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仕方がないので公園を出て北にある、桜田貝塚跡に移動しました。
八幡社の敷地内に碑と、魚形土器が出土したなど書かれた解説がありました。

八幡社には他にも「神影流・櫻棒の手発祥の地」という謎の石碑もあり、
同行者からは「新陰流のパクリっぽい」など散々に言われていましたが、
これも 調べてみると何かすごそうな由来が


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遺跡のある街だからか、とにかく坂が多い。
北の方に歩いていくと村上社がありました。


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樹齢1000年といわれるクスノキが祀られています。
所々苔むしていたり、朽ちかけていたり、御神木らしいオーラがあります。

行く前は神社の一角に巨木があるのかと思っていましたが、
実際はクスノキの前に鳥居と祠が置いてあるだけで他に何もないシンプルな場所でした。


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次の鶴里駅を街歩きのゴールと考えていたのですが、考古資料館など見られなかったり、
他もあっさりめな場所が多かったからか、まだ17時前で解散には早い。
とりあえず鶴里駅の先まで街歩きを続けてみようという話になりました。

「多数の人が金銭的に迷惑しています!」と張り紙された夜逃げしたっぽい店や、
ゴミ屋敷のような家を横目に北上。


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とりあえず近くにあった神社、 鳥栖八剱社 に着きました。

古墳無いなーと言いながら歩いていましたが、この神社自体が古墳の上にあったようです。
言われてみれば完全に古墳っぽい不自然な街中の丘だった……。

ジェット・リー 好きで人と話が合わないとか、今まで観た映画の話題に夢中で
古墳だと気付かないまま通り過ぎていました。(石碑も何て書いてあるか読めなかったし)
今回は鶴里駅までだと思っていたので、下調べなどもしていなかったのが悔やまれます。


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神社の反対側の坂から降りたら方向感覚が狂い、西ではなく北に進んでしまったので
そのまま「もう近くに神社仏閣があったら寄ればいいや」と適当に歩いていきます。

完全に住宅街、文字通りの街歩きです。
少し前までは一人で特に目的地も決めず、2~3駅分くらい散歩する事がよくありました。
自分の事だけを考えていればよかった頃が懐かしい。戻りたい訳ではないし、戻れないけど。


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スマホで地図を見て「醫王寺(何か読めない寺)がある」と行ってみました。
ここには新屋敷西城という城があったようです。境内にあった鬼瓦しか覚えていません。


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行き先も決めていないので、何となく新瑞橋駅に向かって歩いていきます。

「本」「酒」と看板のある本屋なのか酒屋なのかわからない店を見つけて
「本と酒が一緒に売られているのかな?」と入ってみると、本当に一緒に売られていました。
それだけでなく靴下やスリッパも売っています。よく考えたら品揃えの貧弱なコンビニか。


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新瑞橋に着く頃には日が暮れかけていました。

知り合いが増えてくると、紆余曲折を経て自分の生活を取り戻しつつある人もいれば、
一度取り戻したものをまた手放さなければいけなくなる人もいて、色々と考えさせられます。

日はずっと昇り続ける訳もなく、昇ったり沈んだりが何度もある。
病気であるかどうかに関係なく、誰もそのうち午後の衰えゆく時間と向き合う時が来ますが、
午後には午後の、夕方には夕方の、夜には夜の愉しみもあるのだと思えば慰めになります。


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新瑞橋駅まで戻ってきたのは、昼に気になった例のとんかつ屋に入ってみたかったからでした。

居酒屋メニューと定食メニューが同居する変な店で、もう夜だしアルコールもいいだろうと
タンシチュー定食と生中を注文。軟骨から揚げとハイボールも追加して1350円。
他の人はどて定食や豚ポン定食などを頼んでいましたが、どれも580~680円くらいで良心的。


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壁の張り紙を見ると、とんかつもやめたようで……もう改名しろよ。
とんかつ屋では突出した売りもなく埋もれてしまう店だったのかもしれませんが、
定食も出る安居酒屋だと考えるとコストパフォーマンスの良い店に思えてくるという。

今度行きたい所の話題になり、回転寿司という意見がありました。
どこにでもあるのでわざわざ目指さなくても……という気もしますが、
確かにひきこもり状態から出てきて、一人で入るにはハードルが高いかもしれない。

行った際にはテーブル横の蛇口で手を洗うのがマナーだと教えてあげたい。


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初めて南区を歩いてみた印象は、遺跡や坂道、変な店が多いというものでした。
やはり実際に行ってみて、間近に見たり触れたりしてみてわかる事は多い。

逆に、その目で見て、その上を歩きながらも、知識がないために価値に気付かないまま
通り過ぎてしまうという事もあるのだなあと。
そういう事は多分たくさんあるし、今までもあったのだろうと思います。
もし雨宿りをしていなかったら、おもかる地蔵は一瞥するだけで通り過ぎていたかもしれない。

何もないと思って見れば何も見えず、闇を見るのだと発想を変えれば
そこにしかない味わいや愉しみも見つけられるのだという事でしょうか。


寄り道して帰る日

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まだ寒い日もあるものの、少しずつ春らしくなってきた3月。
去年の花粉症の薬がまだ残っていないか探しておかなければ。


今回はまた日記を。
先月の低空飛行net定例会で紅茶がなくなっていたのもあり、昨日は 彩樹 が終わった後、
ついでに買い物をしていこうと寄り道して帰る事に。


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中村公園付近で買い物を終えて外に出ると、3月になり日も長くなったのでまだ全然明るい。
せっかくここまで来たのだし、寄り道の寄り道をしようと思い立ち、バスに乗り鳥居西通を西に。

稲葉地町で降りると、すぐ横に良さげな米・酒屋があるが、ちょうど水曜定休で閉まっていた。


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庄内川の堤防に向かい少し歩くと 凌雲寺 に到着。
織田信長の伯父さんが創建したそうで、門前の雰囲気が大変かっこ良い。

無人のように静まり返った境内に足を踏み入れると、よく手入れされた庭園が広がっている。
実際、自分以外には寺の人も誰もいないっぽい。


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庭園には池もあり、そこまで広くはないながらも良い景観。
中村区の西端で、そんなに人が訪れる場所でもないだろうに
手抜きのない整然さに感心する。

幼少時にここで習字をした信長が、草紙を枝に掛けたという松を探してみるものの
それらしいのが見つからないので、一番大きい松を撮っておいた。(たぶん違う)


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寺を出て、すぐ近くにある城屋敷神明社に。
ここには凌雲寺を創建した、信長の伯父さんが住んでいた稲葉地城があったらしい。
昨年、行けそうな城址を探していた時に目星を付けていて、今回やっと来る事ができた。

境内の奥まった所に石碑があったので、これが稲葉地城址かと写真を撮る。
撮ってからよく見てみると、城とは全く関係ない碑だったので「誰やお前……」となった。


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もう一度念入りに探してみると、鳥居の脇に小さいのがあった。(最初の写真にも写っていた)
こんなにこぢんまりとしてしまって、信長の伯父さんも草葉の陰で泣いているだろう。

境内には大きなクロマツがあった。
神社や寺院の境内は何百年も同じような状態が保たれるので、古い木、巨木も残りやすい。


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神明社を出て、細い道を東に歩く。
歴史のありそうな平屋が並んでいたが、普通に人が住んでいるっぽい。

特に寄り道のゴールは決めていないが、知らない道を自分の思うままに、
どこまででも好きなだけてくてく歩いて行ける男だぜという気分になってくる。


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しばらく行くと 廣讃寺 があったので入ってみる。
特に見るものもなさそうだが、境内に農園のような場所があった。

寺を出て、稲葉地本通を渡って南に進む。


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稲葉地公園に着いた。中央の神殿じみた建築物は80年前に配水塔として作られたもので、
平成になる頃まで中村図書館として利用され、現在は アクテノン という演劇練習用施設に。


この辺は過去に何度も来た事があるので目新しさはない。
小学生くらいの子供たちが遊んでいる公園を足早に通り過ぎて、近くの店に入る。

紅茶とシードル、ついでにトニックウォーターも買おうとしたら、レジの店員が
「半額のがありますよ」と消費期限が近い、ワゴンに入っていた同じ商品と替えてくれた。
店は廃棄せずに済み、こちらも半額で同じ商品を手に入れられる。地球にも優しい。
店員に幸あれ、店員の家族にも幸あれ、地球にも幸あれという気持ちで店を出た。


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外はすっかり暗くなっていた。 大一美術館 というガラス工芸美術館の横を通る。
ここの シャンデリア は一度見てみたい。

廃棄といえば、彩樹ではギフトの箱詰め・梱包作業の仕事も時々ある。
先週、ギフトの缶ビールを箱詰め作業中に一人がうっかり棚から5~6缶落としてしまい
「おおっと、こいつぁもう売り物にならないんで"廃棄"ですかねぇ、へっへっ……」
「仕方ない、冷蔵庫でキンキンに冷やした後で"廃棄"しておくか」
という感じの出来事があった。(こんな口調じゃないけど)
昨日も缶ビールはまだそのまま残っていたが、廃棄の際には職員として立ち会いたい。


結構長い寄り道をしたせいか、一日が長く感じた。
活動的な人は毎日普通にこれくらいの密度で生きているのだろうか?
無為に過ごしているのが勿体ないようでもあり、でも毎日こんなのは無理という気もしつつ。

来週13日(月)もたぶん同じような感じでだらだらと 笠寺観音 周辺を街歩き予定なので、
都合のつく方は気軽にどうぞ。


瀬戸際の街歩き・後編

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明日20日(月)は2月の低空飛行net月例会があります。
15時~20時半まで、各自都合の良い時間に気軽に覗いてみてください。


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前回の 瀬戸際の街歩き・前編 の続きです。

時刻は15時くらい、次は尾張瀬戸駅から瀬戸川を挟んで南側にある 瀬戸蔵 に向かいます。
橋の欄干には瀬戸焼のオブジェや、ケースに入れられた陶芸作家の作品が飾られていて
焼き物の街らしさをアピールしています。
このケース入りの作品は過去に盗難事件があったと瀬戸在住のメンバーが教えてくれました。


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瀬戸蔵は パルティせと と同じ頃にできた観光施設です。(時期的に愛知万博に合わせたっぽい)
1階が陶磁器ショップやレストラン、2-3階に瀬戸市歴史民俗資料館を移設したミュージアム、
あとは4階までホールや会議室などが入っているようです。


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1階中央にお雛めぐりのメイン、高さ4mの「ひなミッド(正式名称)」がそびえ立っていました。
ぶら下がっているのは古布のつるし雛だそうです。

地元の学生が着色した雛人形も飾られていて、耳なし芳一のような模様が描き込まれているもの、
ドラゴンボールのキャラクターを模したものなど個性豊かでした。


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続いて2階にある瀬戸蔵ミュージアムに入館。

中には昭和40年代の瀬戸電や、旧尾張瀬戸駅が再現されていました。
2-3階をぶち抜いたスペースに、2階建ての建物もそのまますっぽり入っています。

駅の横には瀬戸焼の陶房(モロ)、石炭窯、せともの屋なども再現。
瀬戸の子供は社会科見学でここに来るのでしょうか。


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瀬戸焼のお雛さま地上絵というのがありました。

常滑にもあった登り窯のミニチュアなども。
どちらも坂が多いのは、窯に適した地形の条件のようです。

3階からは旧尾張瀬戸駅を見下ろせます。


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3階では瀬戸3万年の歴史(石器時代から……)を勉強できます。
古墳時代の土器からの変遷や江戸時代の茶器、近代のノベルティまで。
瀬戸在住のメンバー(元陶芸部)の解説があったので、より一層楽しめました。


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一通り見終えたので1階に戻り、陶磁器ショップをひやかします。

良いなと思った天目や紫釉の器は、他の倍くらいのお値段。
でもこんな器で飲む日本酒はきっと美味しいに違いない。


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瀬戸蔵を出て移動中、ノスタルジックな看板を発見。
駐車場の向こう側に次の目的地、 新世紀工芸館 が見えました。

手前にある交流棟から入ると1階はカフェ、2階がギャラリーになっていて
「陶とガラスの雛人形とスイーツのうつわ展」が開催中でした。
梁?が頭をぶつけそうな低い位置にあった記憶。(撮影不可だったので写真は無し)


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交流棟を出ると工房棟があり、ガラス越しに見える作業の様子を横目に展示棟へ。

展示棟は撮影可能だったので、フジツボみたいな花器などを思う存分撮りました。
というか、無料で入館できて監視員もいないギャラリーに直に陶器が置いてあるので
その気になれば全部叩き割るのも容易そうで、セキュリティ的に心配になります。


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ガラス工芸品も展示されています。
この中に模様のある猫の作品が気に入りました。


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観覧後には交流棟1階のカフェで休憩しました。
注文後に作家の器を選べて、それにお茶や珈琲を淹れてくれます。(値段も250円ほどで良心的)
自分は青りんごの紅茶とシナモンドーナツを頼みました。
店内は洒落た雰囲気で、陶芸やガラス工芸の専門書などが常設されています。

お茶を飲みながら世間話や遺跡発掘作業の話など、しばらく歓談しているともう17時半過ぎ。


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瀬戸の人に18時にはもう店が閉まっているかもと言われ、急いで銀座通り商店街に。
かめりあという店の方が特別に店を開けてくれて、何とか少し買い物ができました。

この店の人に限らず、窯のひろばの人も、深川アパートの人も、無風庵の人も、
瀬戸の街には親切にしてくれる人が多く、最近荒みがちだった気分も少し癒されます。


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瀬戸の街の夜は早い。商店街も17時くらいに大体閉まるようです。

駅の隣のパルティせとまで戻り、とりあえずの解散となりました。
パルティせとにはローカルラジオ局もあって、ちょうど放送中だった模様。
残った人で飲食店に入ろうと探すも、ゆっくりできそうな店がなかなか見つからず。


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迷った挙句、瀬戸蔵の1階にあったレストランに行く事にしました。

店内に石窯のオブジェがあったり、テーブルの真ん中に陶片が埋まっていたりと
なかなか雰囲気の良い店で、ミニ味噌カツ丼とミニうどんのセットを注文。
特に瀬戸名物でもなく、味も可もなく不可もなく普通……。

このセットを頼むと瀬戸焼の器(料理が入っているのと同じ物)が貰えるようで、
白字、織部、天目、黄瀬戸、木立のどんぶり・茶碗から好きな物を1つ選べます。
同じくセットを頼んだ同行者が天目を選んだので、自分は織部にしました。
貰ったどんぶりは早速家で普段使いしています。


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店を出て、名鉄で名古屋に帰ります。

今回は事前に考えていた有名所も、無名なB級スポットのような所も楽しめて、
瀬戸の日常の空気や人情も感じられた街歩きとなりました。

帰りの電車内からは満月も見えて、良い一日になったとしみじみ思う。
そんな風に思える一日をこれからも増やしていきたい。
またそのうちどこかに行く計画を立てたいと思っていますので、関心のある方は是非。


瀬戸際の街歩き・前編

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今週13日に瀬戸の街歩きに行ってきました。とても長くなるので、前・後編に分けます。
(自助グループのブログなのに街歩きレポートにだけ異様に力が入っていると評判です)


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当日は晴天に恵まれて本当に良かったです。
名鉄の栄町駅から尾張瀬戸駅まで、急行に乗って30分ほどで到着。
駅を出ると、10年ほど前にできたらしいランドマーク パルティせと が目に入ります。

そのまま瀬戸の真ん中を流れる矢田川瀬戸川沿いを少し歩くと、特徴的な建物が見えました。
明治期からある木造4階建ての陶器店、丸一国府商店だそうですが、月曜休業のようで入らず。
後で地元のメンバーに聞いた話だと、昔偉い人が瀬戸を訪れた際、ここの3階に宿泊したとか、
大きな火事があった時に燃えないよう優先的に保護されたというような逸話があるようです。


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とりあえず昼食をとれそうな店を探して商店街を目指す事に。
平日の昼間に、狭い路地、味のある昭和な街並みを歩きます。


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路地の先に せと銀座通り商店街 がありました。
雛めぐり期間中だからか、つるし飾り?が出ています。

レトロで個性的な店が立ち並ぶ中から飲食店をチェックしつつ、足早に通り過ぎていく。


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商店街を東に抜けると深川神社の参道に出ました。
この真新しい鳥居は2014年に再建されたらしく、根元に瀬戸焼の陶片があしらわれています。

参道沿いには商店街より更にレトロな店々が。
宮前地下街と呼ばれているようですが、どう見ても明らかに地上にあるのが謎です。

ここに老舗の瀬戸焼そばの店がありましたが、あまり広くない店内に客が結構いたのと
写真撮影禁止の張り紙を見て、引き続き他の店を見て回る事に。


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見込んでいた瀬戸焼そばの店は閉まっていました。せっかく来たので 深川神社 に参拝。

深川神社は創建が奈良時代(西暦771年)という非常に歴史の古い神社で、瀬戸の産土神です。
同行者は危難除けの御守りを買っていました。
同じ境内にある陶彦神社は瀬戸焼の陶祖、藤四郎(加藤四郎左衛門景正)を祀っているそうで、
4月には陶祖まつりという神事があるようです。

参拝を終えたあたりで、車で来た人から連絡が来たので参道で合流。


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銀座通り商店街で気になっていた 窯のひろば というNPO法人が運営する店まで戻り、
健康ランチ500円(+150円で珈琲も付きます)を注文。
皮が大根の餃子、キャベツの梅マヨ和え、れんこんと大根のきんぴら、塩麹の野菜スープと、
薄味で、大変ヘルシーな料理でした。(年配向けっぽく、成人男性にはややボリューム不足かも)

瀬戸在住で現地ガイドをお願いした人、その他遅れてきた参加者たちに現在地を伝え、
某ドラクエのように導かれし者たち(遊び人)が集結しました。

瀬戸では絶大な人気を誇るらしい給食メニュー、てりかけの話などを聞いたりしつつ、
食後は奥の掘りごたつ席にあった大正・昭和時代の雛壇を見て、店を出ます。


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銀座通り商店街から狭い路地に入ると、脇の民家には子供が学校で作ったらしき粘土細工が。
瀬戸の子供は幼い頃から陶器作りの英才教育を施されるらしいです。

路地を抜けた所に、瀬戸まち空家再生プロジェクトの 深川アパートメント がありました。
街歩きの下調べ中に知って、訪れてみたいと思っていた場所です。
外から見ていると、ここを利用しているWAVER weaverの作家さんが声をかけてくれました。


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手紡ぎ、手織りや草木染めをしているそうで、アンティークな糸車を見せてくれました。
壁や棚には、茜、マリーゴールド等を使って染めているらしいカラフルな糸が並んでいます。
同行した詳しい人との専門的な話題には全くついていけず……。

栄にあった「 さくらアパートメント 」や「 覚王山アパート 」の方向を目指しているのだとか。
隣の部屋は手作り雑貨の販売、裏側のもう一部屋はフラワーアレンジメント教室だそうです。
狭い通路やスペースの中に、人も、作品も、熱意も、雑多に詰め込んだような印象でした。


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名古屋から訪ねて来る人は珍しいからか、「ラピュタの屋根裏部屋のような」
2階にあるスペースも特別に見せてくれる事に。

外からは平屋に見えたのですが、梯子を上ると四畳半もないくらいの小部屋がありました。
天井が低く、目線の高さにエアコンが設置されていたり、窓を開けるとすぐに屋根があって
トランペットを吹くのに最適そうでした。

もう少し滞在していたかったですが、次の目的地が15時までで、既に14時だったので退散。


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アパートメント近くに酒屋があったので覗こうと思いましたが、月曜定休でした。

また銀座通り商店街を通って西に。
店の前や店内には年代物の様々な雛人形が飾ってあります。


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瀬戸は盆地になっていて、駅のすぐ裏手の坂を上れば街を一望できるのが素晴らしい。
街中の柵などにも瀬戸焼の陶片が埋め込まれていました。

結構急な坂を上った所に無風庵というギャラリー兼休憩所があります。
横には日露戦争戦没者の慰霊碑も。

中に入ると、顔をスプーンやレンゲで作った雛人形が飾られていました。
管理人さんが桃の節句やつるし雛の由来、この無風庵は元々は豊田の小原村から移築された
藤井達吉 の工房であった事などを説明してくれます。


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そのまま管理人さんに案内されて、庵から少し離れた所にある加藤滝川の陶房に。

石壁の表と裏の色の違いや、釉薬の塗られた灯篭などを熱っぽく語ってくれる管理人さん、
(無風庵を留守にしたまま離れていくけどいいのか?)と困惑しつつ、説明を聞きます。
常滑とは違い、瀬戸は窯場のあった場所が点在しているので観光地としては不便なのだとか。


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無風庵を出て、坂道を下りていくと途中にアートスタジオがありました。
人の下半身を模したネット?など、トリエンナーレ期間中の街を歩いているような感覚です。


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久米邸に着きました。昔は眼医者だった古民家で、現在はカフェなどにも利用されているとか。

ここにも明治、大正、昭和時代の雛人形が飾られており、自由に観覧できるようです。
庭には樹木と接続された変なオブジェが。(同行者は 魔人ブウ の巣とか言っていました)


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久米邸を出ると一時、霰が降りました。
以前から「瀬戸は盆地で山も近いので天気が変わりやすい」とは聞いていましたが、
名古屋から近いのに気象に違いがあるようです。

また銀座通り商店街を横切って 瀬戸蔵 に向かって歩いていると、途中にある
味噌カツ屋の駐車場に味のあるオブジェが並んでいたので思わず全部見て回ってしまいました。
特に何かのイベントで設置されているという訳でもないようですが、結構な力作でした。

瀬戸は街中にB級スポットっぽい濃さが見え隠れして、歩いていて面白かったです。
街歩きレポート前編はここまで、続きはまた近いうちに更新します。


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