IMG_3914
22日(日)に講演会 長期高年齢化したひきこもり支援の現状と課題 を聴講してきたので報告を。
配布された資料は2月のだらだら会、低空飛行net定例会に持っていく予定です。


IMG_3916
KHJ全国ひきこもり家族会連合会 が主催だったからでしょうか、定員120人の聴講者のうち
半数以上は年配の親世代の方だったように思います。

このブログでも触れました が、内閣府のひきこもり実態調査が39歳までに限定されていた事を
問題提起として今回の長期高年齢化したひきこもりの調査が行われたようです。
さすが唯一の全国規模の家族会連合会だけあり、このような調査ができる事は強みだと思います。

内容的にはごく一部ですが、メモした事を簡単にまとめて羅列しておきます。


・80-50問題(要介護80代の親、50代の孤立者で、適切な支援を見つけられず共倒れに)
・適切な支援のない人は地域の隙間に落ちた人、その人を救う事は地域の隙間を一つ塞ぐ事になる
・家族全体が別の福祉ニーズを持っているなど、ひきこもり状態像に広がりが見られる
・相談窓口に来るひきこもり本人年齢は40代が最多、高年齢化につれ兄弟姉妹からの相談が増加
・ひきこもり支援で現在実施されているのは、電話相談、家庭訪問、同行支援が多い
・今後必要性を感じている支援としては、居場所、ピアサポート、家族会が多く挙がった
・ひきこもり年数が3年以内の人は社会復帰率が比較的高い、長期高年齢化で問題も複合的に


ひきこもり支援者:福祉、心理、医療、就労などの支援、ピアサポーターもこれにあたる
ライフプラン支援者:親の高齢化、死後を視野に、経済生活設計、社会福祉制度の活用など助言
交流支援者:頼りになる友人・知人・先輩、(専門性の必要ない)日常生活上の困り事を共に解決


詳しい資料は来月の会に持参しますので、読みたい方はその時にでも。


このブログでも何度か紹介している 「引きこもり」するオトナたち の著者である 池上正樹 さんが
たまたま2つ前の報道者席におられて、講演会終了後にお話しする事ができたのは幸運でした。
インタビューの載っている ひきこもり新聞 最新号もいただいてしまったり。

そのひきこもり新聞の方からも、講演会前にたまたま名古屋に来ていると連絡をいただいて
この講演会がある事を教える形になり、急遽参加されてPRもできたそうで感謝をされました。
そういった縁が、今後名古屋の当事者の声を伝える事に繋がればと思います。


IMG_3917
シンポジウム終了後、低空飛行netメンバーの企画したケーキ会にも途中参加。
手作りケーキとコーヒーをご馳走になりました。

この日は朝食を食べたきりだったので、冷たい小雨がぱらつく屋外で失われたカロリーを
濃厚なチョコレートケーキとブラックコーヒーが補充してくれて生き返るようでした。
自作のCD(昨年のコミケで頒布したそうです)までお土産にいただいて、至れり尽くせりです。

色々と大変な事も多いですが、自分を取り巻く様々な縁を見つめ直す事のできた一日でした。