夏もそろそろ終盤です。
今年は3年ぶりに開催された祭りにいくつか行けたので、少しは思い出も作れた気がします。
来週は 愛知県のひきこもり支援サポーター養成研修 があります。
感染症対策でオンライン研修という形となりました。当事者側から話をさせていただきます。
がっつり、げっそり緊張していますが、何とか乗り切りたい。
名古屋市の方でも、ひきこもり支援サポーター養成研修の受付が始まります。
こちらはもう3年目となりますが、今年度も低空飛行netが講師をしますのでよろしくお願いします。
ひきこもり地域支援センター発行の「名古屋ひきこもり支援ガイドマップ」にも掲載されますし、
名古屋市近郊で当事者同士の集まりを探している人に届くようになればと思います。
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刈谷と桑名のカラーマンホール。
この夏はお盆以降、天気の良くない日が多かったので物置状態だった部屋の片づけをしていました。
子供の頃に遊んだゲームボーイが見つかって、中の乾電池は塩噴いてボロボロだったので
当然壊れているだろうと、何気なく捨てる前に充電アダプタを繋いでみたらまだ動いて驚いたり。
(しかもいくつかのゲームはセーブデータが消えずに残っていた)
昔、入院した事がありましたが、その前後の時代の物も発掘しました。
ひきこもり支援施設で旅行に行った時の写真、今も通院しているクリニックが開業した時の地図、
大須の電器店でのデジカメ部品の予約票、その裏に走り書きされた電話番号。
入院中に同室だった人と 一緒に抜け出して大須に行った思い出 を以前書いた事がありましたが、
当時はデジカメなんて持っていなかったので、同室の人の買い物で代理に書かされたんでしょう。
退院後に家まで軽トラで迎えに来た記憶があるので、住所と連絡先を交換する口実だったのだろうな。
昔の写真には同時期に入院していた子も一緒に写っていました。
3年ほど前にたまたま親御さんと再会した時には「現在も入院している」と聞きましたが、
出会った時は20歳だった人が、成人してからの人生のほとんどを入院生活しか知らずに生きている。
今どんな気持ちで、この先どんな道があって、どんな助けを必要としているんだろう。
当事者同士の集まり、ピアサポートにはそういう所に役割があるのだと思いたいです。
無駄にしてしまったように思える時間も、失敗した経験も、行き場のない感情も、
同じような境遇にある人に「刺さる」武器になるかもしれない。医者でも支援者でも届かない所に。
自分の弱みだったものが、誰かの荷を軽くするための強みにもなる。
それはきっと自分の荷も軽くする、気がします。
それはきっと自分の荷も軽くする、気がします。
だから、誰か一緒に低空飛行netやりましょう。ピアサポートやりましょう。
また宣伝して終わる。