明日15日は8月の例会で15時からサロンを開けています。
日中の暑さを避けて、比較的人も少なくなる18時以降に参加するのも良いかもしれません。
お盆は特に予定がないという方も気軽に覗いてみてください。
昨日は清洲の街歩きに行ってきました。簡単に報告しておきます。(結構長いです)
1人欠席があったので、3人で名古屋駅からJR清洲駅に。
ほんの7分ほどでしたが、向かい合わせの座席が旅っぽい気分を盛り上げてくれました。
写真は清洲駅です。清洲駅なのに清須市ではなく稲沢市にあるようです。
清洲の街の印象は「静か」でした。
人通りが全然なく、店もなく、車もあまり通らない。
距離的に名古屋に近いのもあり、工場が多いような気がしました。
ゴーストタウンのような静けさの中、燦々と照りつける太陽と蝉の声だけを感じながら歩きます。
清洲城への道標が指している道がやけに狭い……。
途中、唯一の公共交通機関らしい「 きよす あしがるバス 」の停留所を確認していると、
バス(といっても普通のワゴン車)が止まり、運転手から「乗るのー?」と声をかけられました。
何かヒッチハイクのようで、名古屋駅からたった7分の地なのにカルチャーの違いに戸惑います。
清洲城に行く途中にある古城跡には、信長の社や石碑がありました。
五条川の手前にある 清洲ふるさとのやかた で休憩がてら土産物を見て、いよいよ清洲城に。
現在の清洲城は平成元年に建てられた模擬天守です。
新しいだけあって、真っ赤な大手橋を挟んでの眺め(この記事最初の写真)など、
コンパクトながら見映え良く計算されて作られているように感じました。
見映えの良い天守と手前の庭以外の城要素はばっさり切り捨てているようで潔さがあります。
城内で最初に出迎えてくれる信長さん。
(これを撮った後で内部は基本的に撮影NGらしいと気付いた)
3階までは名古屋城のように博物館になっています。
4階は展望台です。
そんなに高くない手すり以外には金網等もないので、後ろから押されたら落下しそうで怖い。
しかし邪魔なものがないので非常に見晴らしが良いです。
遠くには名古屋駅も見えます。
運気の上がる金鯱を触ったり、記念スタンプを押したりしてまた城外に。
帰りに大手橋から五条川の鯉を見ていたら、人懐っこい鳩が近づいてきました。
鳩と同行者が見つめあう良い写真も撮れました。
1日に4本くらいしか来ない、あしがるバスの時間までにはまだ30分以上あったので
東海道本線の線路の下を通って西側の清洲公園も周ってみました。
信長と濃姫の像くらいしか見所もなかったですが、緑の中をのんびり歩くのも悪くなかったです。
あしがるバスを待っている間、藤のない藤棚のベンチに座ってふと下を見ると、蛙がいました。
しばらくすると名古屋市営バスの半分くらいしかない可愛いサイズのバスが来ました。
普通の民家前や病院の駐車場などに停車しつつ、次の目的地に向かいます。
17時頃、 清須市夢広場はるひ に到着。
ここには変わった屋根のある公園、変わった建物の図書館、 変わった建物の美術館 があります。
扇形をした2階建ての美術館では現在 ミュシャ 展をやっています。
有名なジスモンダや四季・花の四部作などのリトグラフを堪能できました。
あまり広くないので1時間足らずで見終わり、ミュージアムショップで記念品を買って出ました。
帰りはあしがるバスもないので、徒歩で清洲駅まで戻ります。
あまり店もなく、合間合間の狭いスペースに塀のない墓地が点在しているのが不思議でした。
18時を過ぎて暑さも和らいできました。
最近は精神的に疲弊する事も色々とありましたが、そういう時は景色を変えて歩くのが一番です。
脳の気分に振り回されるのではなく、身体感覚の方に強引に脳をチューニングするように。
せっかく来たので帰る前に休憩もかねて清須名物でも食べようと思いましたが、
誰も日本酒の鬼ころし以外に名物が思い浮かばなかったという……。
観光MAPを見ても駅周辺が繁華街ではないようで、古い喫茶店と居酒屋くらいしかないようです。
とにかく休もうと駅近くのラーメン屋に入り、塩ローストビーフらーめんというのを食べました。
もうこれが清須名物だと思う事にします。
自分は歩くのが好きなので良かったですが、同行者たちは歩き疲れたかもしれません。
(帰宅後に万歩計アプリで確認したら、この日は18000歩以上あるいていました)
またどこか行きたい所などありましたら、会の時に気軽に提案してみてください。